■ トヨタの人気SUV「215サーフ」は、耐久性と走破性に優れた一台ですが、年数が経つにつれて冷却水の水漏れトラブルが発生しやすくなります。
とくに、ウォーターパイプの劣化やラジエーターのトラブルによる水漏れは、放置するとエンジンへの重大な影響を及ぼす恐れも。
215サーフで水漏れが発生する主な原因とは?
ウォーターパイプの経年劣化
215サーフのウォーターパイプは樹脂製のため経年劣化によりヒビ割れが起こり最終的には折れてしまうことがあります。
ラジエーターのクラックやホース劣化
プラスチックタンクを使用したラジエーターでは、**経年によるクラック(ひび割れ)**が起きやすく、そこから冷却水がにじみ出ることがあります。
また、ホースのバンドの緩みや劣化もチェックが必要です。
LLC漏れの見分け方とチェックポイント
駐車場に緑や赤の液体が垂れている
エンジンルームから甘いにおいがする
冷却水リザーバータンクの液面が減っている
水温計が通常より高くなる
水漏れ修理をする前に確認しておくべきこと
LLCの色・におい・減り具合を確認する
冷却水(LLC)は赤系または緑系が一般的です。オイルと違って「甘いにおい」がするため、においで判断しやすいのも特徴です。
冷却系統の全体を目視点検する
ラジエーターキャップの劣化
ホースの緩みや膨らみ
パイプの接合部のにじみ
エンジン周辺の濡れた跡
215サーフを長く乗るために|予防整備のすすめ
冷却系統を長持ちさせるメンテナンスポイント
定期的なLLCの交換(2〜3年ごと)
ホース・パイプの緩みチェック
水温計や警告灯に敏感になる習慣
次回故障を防ぐためにやるべきこと
ウォーターポンプの点検(10万km前後で交換推奨)
サーモスタットの動作確認
ラジエーターキャップの圧力点検
「215サーフ 水漏れ修理」の問題は、
「215サーフ 水漏れ修理」の問題は、早期に原因を突き止め、確実に対処することがもっとも重要です。
冷却系はエンジンの心臓部ともいえる箇所です。
愛車との長い付き合いを続けていきましょう。